私の管理している会社には某社のUTMが導入されています。
これは、企業として導入しておかなければならないという、ある種の強迫観念からです。
確かにある程度の安心感はあります。
但し、それが支払った価格と見合っているのかの感覚は無いのですが、セキュリティという代物はそういう物でしょう。
今回は、そのUTMのパスワードの変更があったらしいのです。
その顛末に疑問を持ってしまいました。
突然の電話で
その日は突然の電話でした。
「某社です。UTMのパスワードを変更で○○県をまわっていますので・・・」
意味が分からず、焦っていたので、とりあえず当日に来社してもらうことに。
しかし、電話は突然だし、UTMを触ってもらうというのは少し抵抗がありました。
某社の担当に連絡を取り、パスワードの件で来社があるけれども大丈夫かと確認を取ると、聞いていないという返事。
UTMに書かれた電話番号に連絡を入れると、担当者が回っているので大丈夫とのこと。
それなら大丈夫かと、来社してもらってパスワードを変更してもらいました。
UTM
UTMは大手電機機器メーカーである某社の代理店から購入しています。
某社からはプリンターなども導入しており、特に問題があるわけではありません。
しかし、実はその某社は民事再生の申請をしており、つまり倒産しているのです。
そしてUTMは某社の製品ではありません。
UTM業界では標準的なメーカーの製品で、普段の管理は大手電機機器メーカーの関連会社がしています。
普段はオンラインでウイルスや保護機能のアップデートはオンラインで行っており、特に意識することは無いのです。
今回のことで、それは良いことなのかと疑問を持ちました。
セキュリティの為でしょ?
そもそも、大手電機機メーカーの代理店が、UTMのパスワードを替えると突然電話してくるのがおかしくないですか?
某社が民事再生申請をしているのは分かるのですが、それにしても先に郵便などで案内を入れるとかできそうなもんです。
だってセキュリティのための商品なのに、突然の電話だけで済ませます?
確かにUTMが入っていることを知っている会社からの連絡ですし、そもそも元のパスワードが分からなければ変更も出来ないでしょう。
でも、コンピューターなんだから何があるかは分かりませんし、リモートで操作できないのも腑に落ちません。
何故か言いましょうか。
私たちには何ら教えられていないからです。
しかも、管理側(大手機器メーカーの代理店?)から納得できる説明はありません。
これがお金を払っているだけで、なにかサービスを受けている感覚が無い理由です。
月に一度メールで報告があるのですが、それだって「そうですか」という感覚です。
だって、UTMを入れる前から問題があったわけでは無いのです。
問題ないから
とはいえ、その後、問題が無いので何も言えない、というか言うことが無いのです。
これが平和ボケ(?)でしょうか。
だからこそ、UTMパスワードの変更があったことに違和感を感じるのかもしれません。
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