ご無沙汰です。
久しぶりの投稿となりました。
理由の一つは家族ブログに時間を使っているからですね。
ここ(SoulfulWeb)は私だけですし、それほど読まれないので、後回しにしてしまっているわけです。
ただの手抜きではありません、そう完全にさぼりです。
さて今回は、誰でも考える将来のことです。
将来とは、何十年も先のことであったり、数分後のことであったりしますよね。
誰でも、将来の予想であったり、計画であったり、目標であったりを考えますよね。
より良い未来のために、投資したり貯金したり、勉強や我慢・チャレンジを繰り返す努力をします。
ところで、そのようなことを取っ払って、占い師や預言者に頼るということはいけないことでしょうか。
先を読む
皆さんは先を読むことが出来ますか?
普通の人は出来ませんよね。
より確率が良くなると思う方に向かって行動するのが精一杯です。
先が見える?
預言や占いを頼って、自分の進むべき道を決める人がいます。
実は結構身近に占い師(自称)が何人かいて、「今年は良くないことが起きるから、じっとしておきなさい」とか言ってきます。
突然「肩に〇〇が乗ってるから気を付けて」的なことを言ってくる人もいますよね。
正直、信じられません。
けど気になる・・・。
占いを頼る思考
占ってもらうのは楽しい側面もあります。
「今日の星座占いであなたは最下位です」とか「今日のラッキーアイテムは[四角い飴]です」とか、当たり障りのないことは気分転換にも良いかもしれません。
しかし真剣に、毎日占いを気にしだす(気になりだす)と、少しずつ状況は変わります。
はじめはラッキーアイテムを買ってみたら皆に褒められたなどと、どうでもよさそうなことが、簡単な占いで当たってしまったりします。
何度かそういう状況になると、徐々に気になり、次第に本当に当たっているのだと考えるのでしょう。
また、「占いの言うとおりにしておけば、こんなに悪いことにはならなかったはずだ!」と占いを肯定するようになる人もいると思います。
これは占い師の常套手段にも思いますが、実際には多くの人が占いを頼るようになる思考のきっかけです。
自分で決められない
私たちには、大切なことや人生に影響を与えること、お金がかかることや人間関係のことなど、即決できない(すべきでない)選択・判断が必要な時があります。
それでも、考えて判断し、時には失敗しながら生きていくわけです。
私たちは日々の、それほど大問題にならない小さな決断もいくつも行っています。
服の色は、右に行くべきか、缶コーヒーを買うのか・・・。
しかし、「占いを頼る思考」になってしまっている人は自分自身で物事を決めません。
自分で決められないのです。
先を占いが決める
極端な話、色々な行動を占いに求めてしまうようになるのです。
自分で判断することをやめてしまうということです。
占いへの頼りきっているということです。
占いで「1歩前に進む」と出た場合に、少しだけ考えて進むのか、たっぷり考えて進むのか。
「進まない」という選択もあります。
それとも、占われたのだから思考停止で躊躇なく1歩前に進むのかということです。
もちろん内容や状況によるわけですが、「占いに言われたら躊躇なく実行する」ことが占いにどっぷりはまっているかどうかということです。
先のこと(将来)を占いに任せているわけです。
占い依存症(占い中毒)
予定や行動が占いに振り回されるようになると、占い依存症・占い中毒と言えるでしょう。
何もかも占い師に任せて、言われたように行動していく。
恐らく、途中から判断せずに生きていけるようになるのです。
その判断・選択が正しいかどうかではなく、占いによって行動していくことしかできなくなっているわけです。
占いの判断通りに行動するかどうかは問題ではないかもしれません。
占いの結果を気にする、あるいは占いの結果を知らずにいられないようになってしまえば、依存していると言えるかもしれません。
占いを頼るのはいけない?
占いはいけないことのように書いてきましたが、「占い」はそんなにダメなものなのでしょうか。
占いに罪はない
朝の星座占いをはじめ、正月のおみくじであったり、占いには千差万別で色々なものがあります。
大きく「占い」とまとめていってしまうと、悪いことばかりではありませんよね。
「占い」そのものは、ある種のゲームのようだったり、勝手な想像だったり、こじつけだったり。
昔は邪馬台国の卑弥呼が占いで国を治めたり、宗教的な側面も占いにはあります。
良くも悪くも、占いとは古い付き合いなのです。
「占い」は楽しく扱えば楽しく、悪意があればマインド・コントロールもできそうです。
結局「占い」の発信側、「占い」の受信側、双方の心構えの問題でしょう。
発信者は、受信者のことを考えて、占わなければなりません。
受信者は、何を言われても自分で考えて、正常な判断をするようにしなけれなばなりません。
つまり、「占い」には罪はないのです。
「酒」や「たばこ」のように、「占い」を扱う人によるのです。
占いとの付き合い方
「占いは統計学の・・・」と言うことを主張する占い師がいるようですが、統計学ではないと多くの方が言っています。
参考:Google検索
そういうことを言うから、なおさら占い師の言うことなんか信じられないですよね。
きちっとした根拠があるわけでも無さそうだし、独りよがりな間違いや嘘が多いんじゃないかと思ってしまいます。
でも、私の知っている経営者にも占いを信じている人もいますし、占い師の言葉で経営判断をする経営者もいることでしょう。
何でもかんでも占い師に相談に来るような経営者は成功しないのだという内容の記事を読んだことがあります・・・というか、当然そうですよね・・・。
そうでなければ、占い師は皆、成功しますものね。
芸能人や政治家にも、占いとうまく付き合っている人が多くいるようです。
簡単に人に相談できない人や、影響力がある人は、占い師さんに相談するしかないのかもしれません。
つまるところ、うまく占いと付き合っている人は、様々な判断の助言として占いを使うということのように考えられます。
芸能界最強の占い師ゲッターズ飯田さんは「占いは、信じなくていい。使うんです」と言っています。
「占い」の使い方
占ってくれる人との関係性にもよるのですが、怖がらせたり脅しに近いものはいただけません。
言いにくいことをはっきりと言ってくれる占い師さんは良いのですが、身近な人に不幸があるとか、それと絡めて金銭を要求されたりするのは違います。
世の中に、そんな力のある人は、絶対に存在しません。
存在したとしても、ひとりかふたりです。
良いですか?
存在したとしても、ひとりかふたりです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦
「 当たるも八卦、当たらぬも八卦 」
「八卦」とは、陰と陽の算木を3個組み合わせて出来る8種類の形のこと(2x2x2種類)。
一般に占いのことです。
占いは当たったり当たらなかったりするものだと言う意味のことわざですね。
占いを信じない
選択肢が2~3つあるとします。
占いを信じられないから、占いとは反対の選択をする。
占いは信じられないから、占いとは違う選択をする。
本当に正しいのでしょうか。
そう、これも占いに振り回されているのです。
占いを聞いても自分で判断するのが、占いを信じないことであると思います。
自分の判断と占いの判断。
正しいのはどれになるのかでは無く、どれを選択すべきかということですね。
正しいと思うのはどれなのか。
さぁ、どうにも分からないなら、あなたはどうしますか?
もっと選択が狭められて「究極の選択(二者択一)」ならどうしましょう?
当たる占い
これまで考えてきたことを踏まえ、政治家や経営者でも占いを聞いて行動するわけですから、占いの結果を選択のひとつにすることは問題ないと言えます。
当たらない可能性が高いのか、けっこう当たるのか。
出来れば、自分が過去に当たってきたと思える占いがあればこれほど心強いものはありません。
信じるに値する占いがあればベストです。
あるいは、そのような占い師さんがいればベストですが、中々そうもいかないでしょう。
人に相談できない問題はどうしたら良いでしょうか?
道を歩いている人に突然相談できませんよね?
人に話をするだけでも
これは考え方ですが、人に話をするだけでも気が晴れることもあります。
人に話を聞いてもらったら、すっきりすることもあります。
良い占い師さんは聞き上手です。
話を聞くことで、その人を理解しないと良い占いは出来ませんし、占い師さん自身の経験になっていきません。
誰にも相談できないプライベートなことや、どうにも決められない選択や、考えても結論には至らないこと。
そんなことを話す相手に占い師を選んでみても良いかもしれません。
占いの種類
命・卜・相 占い
命術
生年月日や時間・出生場所など、決まっている要素を元に占いを行います。
本人の意思とは関係なく決定されているものに、運命や宿命・運勢を占います。
例:西洋占星術、四柱推命、宿曜占星術 など
卜術
偶然(必然)発現した事象を元に、吉凶などを占います。
決定しているものは無く、すべての瞬間で偶然で導かれる占いです。
例:タロットカード、おみくじ など
相術
物の姿や形・名前・方角や色など、様相で占いを行います。
手相などで手に線を書くなど、意識的に結果を変えられる占いもあります。
例:手相、人相、風水 など
霊 占い
現在の日本では主に霊感を用いた占いがとても多くなっています。
基本的には霊能者が霊と通信出来たり霊視や透視で占うものです。
神仏や霊、前世・過去や未来を見定めることが出来るとされています。
オーラや波動・チャネリング(交信)によって鑑定できる占いもあります。
占うというよりも鑑定に近いかと思います(物事を見定めるという意味)。
霊能力者によって力の差があると言われており、低俗な霊(低級霊?)に聞いていしまう(教えられる・支配・取りつかれている)と良くない方向になりがちだと言われます。
また、霊視の奥深さ?や悪霊により、間違った結果を教えられたり、告げられることもあるのだと言います。
一方、霊能力者のおかげで肩が軽くなったり、気分が180°変わって良くなったなど、占いによって劇的な変化を実感する人がいるのも確かです。
当然、事業が成功したり、悩んでいたことが無事解決したり、恋が成就したり。
事象が好転した人も相当たくさん存在するのも確かです。
信じるものは救われる
現代の占い
実際の占いについて考えます。
現在の日本では、上記のようないくつもの占いのうち、霊能力にいくつもの種類を複合して占うものが増えてきています。
歴史のある占いだけでは物足りないのでしょうか。
多くの方に望まれて、このような占い師が増えているのでしょう。
占ってもらう内容は、恋愛や片思い・不倫の人間関係、就職・転職や婚期などの時期やタイミングにかかわるものなどです。
自分一人では解決できないから、本当の気持ちが分からないから、より良い結果にしたいから、占いを頼るのですね。
一人で考えていても、論理的な解決策に結びつかないので、占いを頼るのだと思います。
占ってもらうには
街まで出て行って、商店街の片隅で手相を見てもらうようなこともありますが、現代ではインターネットでのリモートや電話・メール占いが一般的になってきています。
チャット占いもあるようなので、対面に近い感覚が得られます。
直接対面して占ってもらうのは、リモートや電話・メールで占ってもらい、その結果を体験してから、必要なら会いに行くようにしましょう。
初めての方に直接占ってもらいに行くのは、現代では絶対におすすめ出来ません!
安心できる占い師が近所で開業しているならともかく、ニューノーマルが叫ばれる昨今、むやみに会いに行くのはどうかということです。
インターネットを活用した占い
インターネットを活用した占いの利点は、直接占い師に合わないことです。
対面で表情や顔色をはじめ、占い師に情報を与えずに占ってもらえるのです。
対面での占いの方が、正しく細かく占ってもらえるかもしれません。
しかし、初めは対面でなくても分かることだけを占ってもらうのが正解です。
自分自身が大丈夫だと思ってから会いに行くので十分です。
余程の特殊事情でなければ、遅すぎるということは無いはずです。
インターネットなら口コミを確認してから占ってもらうことも出来ますし、幾分のお試し期間などがある占いサイトもあるので、これらをしっかりと活用して占ってもらいましょう。
占い師の説明で
占い師さんの説明の中で、知っていると少し助けになる単語(思想・考え方)を書きだしました。
参考にしてください。
思想 | 説明 |
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西洋-四大元素 | この世界は、火・土・風(空気)・水の4つの元素からなる。 |
東洋-陰陽思想 | 万物には陰と陽があるという考え方。 |
東洋-五行思想 | 万物は、木・火・土・金・水の5つの要素からなる。 |
東洋-陰陽五行思想 | 甲(木・陽)、乙(木・陰)、丙(火・陽)、丁(火・陰)、戊(土・陽)、 己(土・陰)、庚(金・陽)、辛(金・陰)、壬(水・陽)、癸(水・陰) 陰陽思想と五行思想を組み合わせ、より複雑な事象の説明がなされる。 |
悪いことを言われてもあまり気にしないこと
最後に最も重要なことを言っておきます。
「 信じるものは救われる 」
そして、悪いことを言われたり告げられても、あまり気にしてはいけません。
そのようになったのは、遅かれ早かれ起こっていることです。
占いによる助言やお告げは、あくまで補助です。
行動を起こすのは自分の判断・決断なのです。
良い占い師も、悪い占い師もいます。
占い師を信じて行動を起こすのは自分自身の判断ですので、それを忘れずに。
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